今朝も砥石を水に浸けて、手道具準備のルーティン。相変わらずこのルーティンを維持になって繰り返しているのですが、その理由は「いつで刃物を研げるぞ」っと軽く自分にプレッシャーをかけている訳です。っというの木を扱うほぼ全ての作業で使う道具が「刃物」なんですね。林業はチェーンソー、製材は帯びノコ、大工や家具、鉋、ノミやノコギリを使う。そして刃物の基本は「研ぎ」なんです。良い職人かどうかは道具をみれば分かるっとは、昔から良く言われることで、それは手入れ(研ぎ)がしっかり出来ているかどうかで判断できるという事なんです。
そんな事を言っている私ですが、製作が忙しくなると研ぎを後回しにしてしまう怠け者なので、常に研げる状態にして軽くプレッシャーをかける訳です(笑)
木工の世界では「刃研ぎは一生」と言われています。それは基本を忘れては行けないぞっと自分に言い聞かせる、呪文のような言葉です。
□山を考える
最近作業しながら、山(森林)について考えているので、今日は山崩れを防ぐ力について考えてみたいと思います。昨日は、水が土を浸食し大規模になると災害が発生する事について考えました。それは浸食で出来た溝やえぐれた所から土が崩れるからです。
健康な森林の土の中に、網目のように張り巡らされた木の根があります。土や石を抱きかかえ、土に割れ目が出来ないようにしています。真っ直ぐの太い根は、土の中へ深く食い込んでいくように成長します。この働きが山崩れを防いでいます。森林を伐採すると、切り株は腐りだし土を捕まえる力が弱まります。さらに伐採した後に直ぐ木を植えたとしても木の若い間は根の力が強くありません。この時期が1番山崩れがおこりやすい時期は伐採後「15年」位に当たります。古株が枯れて、新しい木の年が育つ前の時期が一番山崩れが起きやすいタイミングなのです。



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